コーキング
若草の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今月は新しい環境に身を置かれ、慌ただしい日々を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。4月ももうおしまいです。一か月間大変お疲れさまでした。
まったく違う業界から建築業界へお邪魔している私ですが、この度お初の出会いがありました。それが、タイトルの「コーキング」です。何をのっけから、と思った方、ごめんなさい。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、念のため簡単にご説明を。「建築物の隙間を充填剤で埋めることで、気密性や防水性を高める作業や、その材料」を意味するそうです。住宅の中ですと、お風呂とタイルの隙間や、壁と巾木(床に沿って壁にくっついているあの薄い木の板です)の間などなど多く潜んでいるあの樹脂のようなもの、お気付きの方はいらっしゃいましたか。
弊社へ勤務を始めてから建築現場へほんの少しお邪魔するようになり、ものづくりを間近に見させてもらうようになりました。その中でコーキング作業に出会ったのですが、正直、地味です。しかし、この作業を隈なくしっかりすることで、気密性が上がって雨漏りや湿気を防いだり、外壁材の腐食やひび割れを防いだりすることができます。徐々に広がる劣化から一生懸命守ってくれる名脇役です。
建築現場では、たくさんのスペシャリスト達が働いています。正直その方たちが何をしているのか私はまだ何もわかっていませんが、おそらく名脇役達を駆使して家を作り、守っているはずです。なんだか面白いな、ワクワクするなと、現場へお邪魔する度に感じております。また新しい名脇役との出会いがあれば、こちらへ紹介させていただけたらと思っています。
最後に、コーキング作業、こんなことをしています。
上:周囲をマスキングの上、コーキング材を隙間へ注ぎます
下:小道具のヘラを使い、隙間を均します



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